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立山通信

2017-12-17

12月 外科症例検討会

 

1213日に広川医院にて、外科の勉強会が行われました。

 

英語論文抄読会

 

 歯の根っこが完成した親知らずを再植した場合、どのくらい持つのかという研究内容の論文でした。

 

 

Dr症例発表

 

 

 ◎小郡 新垣先生

 

   歯根嚢胞という、歯の根っこに大きな膿の袋ができることがあります。その治療についての内容でした。歯茎を切って顎の骨を削って取り除いたり、膿を出したりする方法があります。

 

 

 ◎小郡 山口先生

 

  虫歯で根っこだけになってしまった歯の抜歯についての内容でした。根っこと、そ れを支えている骨がしっかりくっついている状態だと、抜歯は難しくなり、歯茎を切ったり、骨を削ったり、歯を分割したりしないといけない場合があります。また、内科から処方されているお薬を飲まれている方は、お薬の内容によっては、担当の内科医の先生に、抜歯ができそうな状態なのかどうか相談しなくてはなりません。 

 

 ◎久留米 岡本先生

 

   インプラント後のメンテナンスとインプラント周囲炎について、という内容でした。インプラントを行う前の診断や設計の仕方、インプラントを行った後のメンテナンスについての大切さを改めて学びました。

 

 

相談症例

 

 ◎広川 中島先生

 

   上顎の奥の抜歯した場所にインプラントをする場合について、という発表でした。上顎の奥歯の根っこの部位には、上顎洞という空洞が存在し、骨が少なくなっています。このような場所にインプラントを行う場合は、人工的に骨を造ることが必要となってきます。 

 

 

 ◎久留米 宮原先生

 

  右下に埋まっている親知らずの抜歯を、佐賀大学口腔外科出身の香月先生のご指導の下、抜歯を行いました。歯茎を切ったり、骨を削ったりするため、専門的知識やテクニックが必要です。口腔外科専門の先生のご指導の下抜歯できたのは、とてもいい機会だったと思います。

 

 

 

 

 

今回の内容を日々の診療に活かしていきたいです。

 

 

 

筑後 上野

 

 

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